富山市の高島にあるベーカリー、「パン香房 ジャックと豆の木」。その名前を聞くだけで、なんだか童話の一幕を思い出すような、あたたかで親しみのある響きがあります。今回はその魅力を、実際に訪れた体験を交えてご紹介します。
お店の基本情報と立地

- 店名:パン香房 ジャックと豆の木
- 住所:富山県富山市高島100-12
- 営業時間:9:00〜19:00(定休日:水曜日、不定休の場合あり)※パンがなくなり次第終了
- 駐車場あり・電子マネー/QR決済対応(d払い・メルペイ)/カード不可
- アクセス:最寄り駅は東富山駅。徒歩だと少々距離があります(約30分前後、またはバス・車利用が便利)
- 移転あり:以前は富山市新庄町3-6-50 にあった店舗から現在の場所に移転済み。旧店舗はスーパーの中だったとの情報も。
移転後には建物を蕎麦屋だったものをリノベーションされたそうで、外観・内観にも工夫が見られます。店名の「ジャックと豆の木」というおとぎ話を想起させるような温かみのあるデザインが、多くの人に親しまれている理由のひとつかもしれません。
パンのラインナップと価格帯
「ジャックと豆の木」の魅力は、パンの種類の豊富さと価格の手頃さです。
- ハード系・ソフト系・おやつ系・バーガー系といった幅広いジャンルが揃っている。バケット系、フランスパン、ベーコンエピなどのしっかりしたものもあれば、甘め・軽めのおやつパンやバーガー系も豊富。
- 人気の商品例:エビカツバーガー、合鴨バーガー、ヤンニョムバーガーなどバーガータイプ。ソフトフランスにポテトが入った「ジャーマンポテト」などの惣菜パンも。
- おやつ系パンやクリーム系・甘いパンもあり、子ども連れにも好評。ブログ記事では「ついつい買いすぎてしまう」といった声も。
口コミによれば、素材や焼きにしっかりこだわっており、「十分な技術」が感じられるパンが多いとの声もあります。価格は原材料の高騰などある中でもお手頃で、コスパがよく、お財布に優しいパン屋さんだと感じました。
今回購入した商品

- いちじくのライ麦パン
- 立山の枝の木
- りんごパン
- 角食
特におすすめだと感じたのが「角食」です。まず、1斤260円(2025年8月現在)で、パン屋さんの食パンとしてはかなりのお手頃価格。そして、ふわふわもちもちの食感でトーストせずに食べたい食パンでした。
個人的には、ハード系のパンもかなりオススメ。まずハード系のパンはお高めの印象がありますが、こちらも手に取りやすいお値段。もっちりとした食感でとても美味しかったです。
日替わりで楽しめる食パン ― 毎日通いたくなる魅力

ジャックと豆の木の魅力のひとつが、日替わりの食パン。曜日によって種類が変わり、来店するたびに違った味わいに出会える楽しみがあります。
「今日はどんな食パンかな?」と、まるでくじを引くようなワクワク感があるため、常連さんの中には曜日ごとに狙って買いに来る方も。人気の種類は午前中で売り切れることも多く、確実に手に入れたい場合は予約や早めの来店がおすすめです。
毎日の食卓に欠かせない食パンだからこそ、日替わりで変化があるのは嬉しい工夫。飽きずに長く通える、ジャックと豆の木ならではの魅力です。
利用のコツ/訪問時のポイント
- 時間帯を選ぶ パンの種類が最も揃っているのは開店直後〜午前中。バーガー系や人気パンは午後には売り切れが出ることが多いので、どうしてもこれが欲しい!という場合は朝の来店がおすすめ。
- 予算感 多くのパンが100〜300円前後、バーガー系でも200〜300円台が中心という声が多く、「ちょっと贅沢」でも手が届く価格帯。家族連れや子どもにも優しい設定。
- 人気商品の売り切れ注意 特に食パン、バーガーもの、限定系のおやつパンなどは人気。売り切れになることが頻繁にあるので、来店する際は「お目当てがある」場合は早めに行くか、在庫を電話で確認するのも手。
- 駐車・交通手段 車で行く人が多いようです。駅からだと徒歩では少し距離があるので、車またはバスなど公共交通機関+徒歩併用が現実的。駐車場の有無や混雑も考慮したいところ。
感想・まとめ

「パン香房 ジャックと豆の木」は、地元で愛される“頼れるパン屋さん”といった印象です。決して高級志向ではないけれど、価格・味・見た目のバランスがよく、日常使いにぴったり。朝の香ばしい香り、焼きたてのパンを抱えて帰る時間、その喜びを感じさせてくれるお店です。
また、店舗そのものもただパンを売るだけの場所ではなく、古いそば屋をリノベーションして物語性と温かみを持たせている点も魅力。お店に滞在する時間、パンを選ぶワクワク感も十分。
パン好きの人はもちろん、「朝はパン派」「子どものおやつを探している」「近所で気軽に入れるパン屋がほしい」という方には、是非足を運んでみてほしいお店です。


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